憂鬱
自らの凡百なるを知ると雖も刻苦を厭いおののくのみの鈍物なれば真の愚と我知れど而して此底にて蠢く澱の様な虚無と憂鬱の鉄鎖の如きを以て我が足枷を外す能はざることのなんと苦痛か世に遍く腸九廻の念、断腸の念とも表さるれどげにさあらむいたみが日毎我を襲い来るは誰が沙汰の果てなるか臆の詰まりが心の臓を締め付けることのなんと耐え難いことか腹底から抜け切らぬこの鬱屈は我が責にてか右なる腕脚の外るるは我が罪にてか我...
- 2008年06月12日(木) 10:26
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